2015年1月22日木曜日

Auditory Field TheoryからなIsobel Ccircle~ “The House in HarbourPark”


zineが一応できあがったり、きょねん半ばからたのしみにしていたJerry Paperが終わったり、ちょこっとだけ脱糞してしまったり、ほかちょっとなことで、抜け殻になりかけていたけれど、復活。

zineを読んだ、買ったとかいてるのをみるたびに泣いています。みんな、買って! わたしを、泣かせて!

そして、届きもののことたまっています。

まずはきょうの届きもの。




Isobel Ccircle~ “The House in HarbourPark”
カナダ、トロントのAuditory Field Theoryから。
ここからでた2013年のApe Explorerと、Susan Balmar別名義なPrada & Oregonがめちゃくちゃに好きで、きょねんの終わりにここの中のひとが、君、これ絶対に好きだと、とメイルでお知らせしてくれた4uf03894uf03498fu0349f3u0439fu3049ru034fも、実はここのひとだったりして、っていまみたら数字ではなく、ちゃんとなまえだしてた。
ここからの新作。

縄感あるひもで、カセットテープをカードと紙のあいだに結び込んで。こういうつくりだけで、もう。

全体にわたって、さわついたノイズの靄、不安をあおる徒歩な音やらかさこそフィールドレコーディング、その暗闇でしかないなかを、ぼんやりと光を放ちはじめて増幅してゆくシンセな音なつくり。
よくきいてると、なにかしらサンプリングな声もかなりもやっもやな加工をされてうごめいていたりと、けっこうホラー、悪夢な空間が延々とつづきながら、ノイズの隙間からもれでる光のようなシンセのふくらみ、それでノイズのさわさわな空間にゆがみがでてくるかんじが、よいです。
そして、1曲1曲ちがった場所をかんじるフィールドレコーディング、洞窟感、誰もいない廃ビルヂング、森の奥、海底なかんじとみえない風景のうつりかわりもよかったり。
何がこわいのんかわからないなんだかぼんやりとした悪夢、最後にかならず強い光が降り注いでくるところで目がさめて、もう1回眠ったならまたおんなじような雰囲気の悪夢でまた目が覚めて、もういちど眠ってみたなら......なくりかえし。よいです。


レーベルのBandcacmpページはあるけれど、そこでは売らずにサイトのみで。でも50本ちゃんと売り切れ。そういうあたりも好き。地下、ってまだ誰も知らないっていうことじゃあなく、あり方の問題で。
ここのレーベル、おととし、京都のひとのところで知りました。
おおよそ、京都のひとの耳には、こちらなんかまったくおよばない数の音がきこえてきていて、そのなかでこういうのを拾ってかいてくれるあたり、やっぱりいっとう好きなブログ。知れるだろうことではなく、知れないだろうことをかいてくれる。そして、なにをかいて、なにをかかないか、ってだいじだなとおもいます。意図のない羅列は、みていてすこししんどいです。

そういえば、Not Not Funからのロシア地下女子コンピレーションがあまりによかったわけですが、これをコンパイルしたChikiss、2011年にMotion Sickness Of Time TravelのRachelが、digitalisのweb zineなfoxy digitalisにインタビュー記事をのせてて、当時MSOTTがなによりもだったわたしはそれで知っていたけれど、先に知っていただけで、なんの意味もなくって。
インターネットで、あたらしく知れるのってタイミングのみで、時間とコツがわかれば誰でもどんどん広げられる。でも、これをNNFが出したいまがきくべきとき、なんだなとおもったり。タイミング、出し方、出すところとか、そのたくさんがすべてかっこうよいかたちで揃った瞬間って、うわっ、ってなる。

そういうのんを完璧なくらいにこなしてしまうと、FKA Twigsみたいになれてしまう。
2012年末に、トツゼンにでたEP、そしてすべての曲に映像がつけられて、っていう。そしてArcaプロデュースだったり、inc. とzine付な7インチを前情報なしにトツゼンだしたり、そしてきょねんのLP1でも映像がと、追うほうのドキドキを、つねにあおってくる。
ほんと、ライブがたのしみ。EP1からききなおしてます。かわゆい。




こちらはドキドキするようなんがかけてるか、たくさん届くカセットテープのことをただただかいてるだけでなく、それにたいしてこちらがかんじてるドキドキが伝えられてるか、っていうのんをいつもおもうのだけれど。きょねんの終わりは、なんか巻き込まれなこといくつかだったり、時間がなくってただただ羅列になりぎみだったので、一旦やめました。
やめたことで、かく時間をつくるのに意識的になれたので、またすぐはじめましたけど、ここを。
BIG LOVEさんに通うのはつねにドキドキがあるし、仲さん自身のそういうのんが伝わってくる、だから通う。
Meditationsさんはいついっても、いや、やっぱり距離があるからあまりゆけないけれど、こちらが知らないものと圧倒的すぎるカセットテープ棚と京都のひとがいることで、もう。
ブログは、京都のひとのところはもちろん、元Hi-Hiさん、現Wasabi Tapesさん、いや、なんて呼べばよいんですか、けっこうまえから困ってます、のところは読んでてそういうのん感じるし、Keep Cool Foolさんも。anchor songさん、復活してほしい。。
そういう風になれたらなとおもいながら、脱糞したとかそういうことばかりかいてるから、わたしはダメだとはおもいます、よ。
でも。zineではそういうドキドキをかけたような気がします、だから買って! BLさんに買いにきて!

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