2015年4月15日水曜日

Jerry Paper “Carousel” (Bayonet)


これは。
すこしまえだけれど、かいておかないと。



Jerry Paper “Carousel”
Beach FossilsメンバーとCapturedのマネージャーレーベルBayonetから。
きょねん、初なレコードをPatient Soundsからだして、それがカセットテープ時代集大成感があって、さらにOrange Milkからのレコードでそこから一気にレコード時代なJerry Paperに突入感、そしてことしの1月来日では最高な裸ライブを経てなレコード。きょねんからことしにかけての動きがインパクトがありすぎて、それをさらに超えることを期待しすぎていたっていうのもあるけれど、すこし弱い気もします。
でも、A面はじまりはかなりさらりとしたはじまりだけれど、ほんとこのひとは歌のメロディがよいなとあらためておもうし、2曲目のよいベースラインをぶりぶりなシンセでかましながら、ストリング音質で強い調子の和音とか、3曲目のズレ感と小気味よさがいちどきなところとか、4曲目のパーカッションなかんじとよいベースラインにと深いところであったファンク感とか、5曲目のハープシコード音色と鐘の打ち鳴らされるはじまりから一気に加速してゆく先行ででていたDestroyはこれまでのなかでも過剰にポップだし、B面1曲目は吐瀉声からのはじまりとぴっぴぴJerry Paper大好きな笛の音かましてくれるし、2曲目は終盤の加工声トツゼンではなしかけられてくすくす笑ってしまうし、8曲目はまえの曲のかたりから一気に浮遊して心地よいし、9曲目はゆったりブラスな音色がゆるくエロティックだし、最後は予告映像な曲ははじまりのニューエイジィ感からもう最高。
そう、最高でした。はじめはさらっとしてるなとおもったけれども、きけばきくほどに。
わかりやすくシンセが溶ろけることもなくなったし、ノイズな音や唐突すぎる展開もすくなくなったけれど、どんどんとよくなる曲に、かなりポップな音に仕上げてきてもしっかりとJerry Paper感あるシンセの鳴りにところどころの遊びにと、もう。

すこしかいたけれど、おまけでついてきた無修正な豚ちゃんDVDのことも。
いや、意味わからなすぎてこわいよ。
首ふとすぎるおっさんははじめだけでからんでこないし、ネズミ男の透け感に、$札おやじはきもいし、豚ちゃんの精液の中にダイブしてゆくカメラとか。
音はポップなかんじになってるし、ジャケットはDigitalisなときのAmanda Siegelだし、レーベルやってるひとがそこそこ有名だし、これで広まる! とおもったところにこれつけてくるあたり、最高。
そしてこのDVD付ピンクヴァイナルを確実に手に入れるために直接注文してしまったムダ感も最高。

裸なんだし、機材なんていらないから、観光ついでにでもよいから、またいつでもきてほしい、わ。

Meditationsさんにも、BIG LOVEさんにもはいってるっていう、つまりかくべきものです、よ。



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