2015年5月8日金曜日

Fit Of Body “Health is Wealth Vol.1” , Divine Interface “Bare All” , Bluntfang “COARSE LIGHT II: OTW FROM HEAVEN” , TAKAHIRO MUKAI “The Simple Operation Method” (Harsh Riddims))


まえの更新から。
新居のほうにいたんで、まったく更新できませんでした。
新居、新居って、西荻窪のカセット墓場はいつ片付くんだろうかとわたし自身もまったくわからなくって、なぜかというと、どこから手をつけてよいのやらまったくわからなくって、そのぐしゃぐしゃな家の写真は発売中のBorderに載っています(宣伝)



いろいろと。
いそがしくっても、BLさんでビール飲んでレコード買ってというのは変わらないし、あそこへ通わないんだったら、わたしはトウキョウにいなくってもよいかしらともおもっていて。
ただ、いつまでたってもはいった瞬間は緊張してしまいます。よい緊張。
Borderにかいたんだけれど、ほんとわたしみたいなどうかんがえたってオタクなニンゲンがあんな場所にいてよいのかしらと常におもっていて。でも、彼女ができて、すこしふつうになってるから、それはそれでいてよいのかとかもおもったり。




かなりあいたので、どこからかけば、そして4月のまとめもかかなければなんだけれど、多すぎて、まだ選べていないので、きょうはとりあえず。
気になってしようがないけれど、いまいちどこの話題にもあがらないアトランタの。
Harsh Riddimsから春に立て続けなリリース、4本いちどきに届いてまして。
きょねんはNimaのんをベストにいれたり、Mike SimonettiがOpal Tapesやらレーベルを越えて出してるミックスシリーズもだしていたり。
いまのところ全部追っていて。
今バッチのこと、ざざんと。
あっ、全部、字体がかっこうよくなってる。




Fit Of Body “Health is Wealth Vol.1”
レーベル主催なRyan ParksによるFit Of Body。きょねんのシングルをここからだしてて。
わたしのなか、おなじくアトランタなDKAにCGIやってるTwinsのMatt Weinerと勝手にイメイジがかぶってて、Harsh Riddimsの第一弾なコンピレーションにもTwinsはいってたり、DKAからFOBもだしてたりと、つながりすぎて、正直なところはじめはふたりがごっちゃになっていたわけですが。
きょねんのさわやかに変化したシングル以来な新作は。
ドラムマシーンに変態シンセと、男前なんだろうなと想像してしまうさわやかで甘い歌声はそのままに。
1曲目のぶりぶりいうドラムマシーンと暗黒シンセからして、もう大好き。
でも、ビートがかなり軽快な曲が。2曲目は曲名も “House (Music)” とあるようにところどころハウス化。カウベルとハイハットの音が加えられて、さわやかな声のかさなり、そこに艶のあるシンセと。
もしかしたら、このまま軽快でただの男前になってしまったのではとおもっていたら、3曲目がベースの音とへろへろなシンセにすこし変調気味な声にと、やっぱりおもしろくって。
B面ははじめっからドラムマシーンとがびがび声、そしてがびがびギターと黒くとばしてきます。
かとおもえば、ゆったりとしたビートにドリーミィなシンセトラックなんかあったりと、けっこう幅があって。
DKAあたりからレコードでたらもうすこし火がつく気がします。





Divine Interface “Bare All”
ここからのはじめのコンピレーションにはいってたDrew Briggs
アトランタのこのあたり、けっこうビートものなひとおおいんだけれど、コンピレーションなときはそこまで印象が残らなかったなとおもいながら、これがけっこうよかったです。
声のサンプリングに、コラージュ感と立体感もありながら。
ピアノの音ぶつぎり空間はじまりから、その余韻なすこし煙たいドローンに、声サンプリングの変調、その音の切れ目の立体加工感がよいです。
そして、2曲目が好き。さわついた音につつまれながら、シンセのドローン、そこにゆったりかわゆい声サンプリングに、アンビエントな空気も含みながらな音のつらなり。
ゆったり弾き語りな音をすこし変調コラージュな3曲目、夕暮れ感あるシンセのトラックをはさんだあとに、いきなりズレたかんじの音数少ないミニマルなテクノやってみたりと。
B面も、はじまりはかわゆい声サンプリングにとポップな出だしで、そこに、ピアノとビートとドローンな切ないのんも挟んできたりとか、UKあたりに多い空間と乾いたかんじをだしてきながらも、ちょっと切ない音のつらなりもしっかりとで。
けっこう活動歴長いっぽいですし、よいでき。





Bluntfang “COARSE LIGHT II: OTW FROM HEAVEN”
aka Raiden Xとかかれていますが、知りません。
きょねんのFit Of Bodyのシングルに今作とおなじ名義で参加してて名前はみてたけれど。
ちょっと、これは1回しかきけてないんですけれど、つかみどころなさすぎて、なんかうまいことかけません。
いろんなひとが参加してますけど、それもB L A C K I Eしかわかんないし。
へろへろローファイなヒップホップと変態シンセの絡み合い。
ばきばきと重い目なシンセとビートな曲もありながら、ちょっと南国感あるトラックも。でも終盤がへろへろカラオケみたいになっていて。
Jカードなしでポスター。




TAKAHIRO MUKAI “The Simple Operation Method”
このアトランタつながりのなか、なぜかひとり日本のTAKAHIRO MUKAIが。
ことしにはいって、セカイのいろんなところから連発してて、ことし日本のひとでいっとうセカイ中で作品だしてるんではくらいな勢い。
そして、最近作ではかなりミニマルな。
機材とかわかればもうすこしくわしくかけるんだろうけれども、なんていうの? 液状シンセの飛び散り跳ね回りをメインに、地下なのに変な陽気さ漂うここにあわせてか、攻撃的な雰囲気にならず、なんかゆるくたのしい音の響き、とかおもっていたらA面2曲目でおもいきり高音金切りノイズとともに突っ走ったり。
B面も中盤で黒いノイズに覆われたかとおもいきや、ミニマルに液状な螺旋を描いてシンセが舞い上がったりと、どこへいっても我が道いってて、すごい。




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