2015年5月15日金曜日

kuxxan SUUM “Anti-Gravity Tea Ceremony” (Rano)


きょうの届きもの、もうひとつ。



kuxxan SUUM “Anti-Gravity Tea Ceremony”
Ranoから。
Rano、ひさびさに買いました。そこそこ長いですよね、ここ。まえはあの段ボールでそこにもプリントと装丁がよかったんだけれど。今回は。
紙ケースに、カセットにとめっちゃ黄色い。
立体点滅するシンセと小気味よいビート、そこにちょっとがびがび、いや元からがびがびというかがらがら声のポエトリーリーディングというか歌というか、そこに噴出するシンセ。若干、ビートの音の出がのしのしともこないし、引いてくるかんじでもなく、どっちつかず感あるんだけれど、そこに降り注ぐ立体音響がよい。鐘を叩く音とか、声もがびがびがらがらだけれど、奥行きあって。
2曲目。深いさらついた靄のなか、生なギターにドラムなど楽器な音がゆったりと響くなか、乾いたビートと電子音の明滅、そして、中盤の抑えながらも疾走してゆくかんじ、よいです。
2曲目のKnoxによるリミックスはドローンと音の隙間に深みをだしたかんじで。

B面も。
物音感ある音とビートと、電子音の絡み合いで、すこし音の隙間がみいだせるようなミニマルな。でも、降り注ぐ音がかなり立体的。
2曲目はどろどろテープ変調な元からゆったりだろう曲に、さわついたドローンと、膜のはった低音のまたたき。そこに高音の細やかなまたたきも重なってきて。

全体的にけっこう軽やかにロマンティークでポップなテクノ曲で、そこに立体音響っていう、しっかり浸透してるかんじ。

やばい、こんだけ立体立体いってたら、もうそろそろあきてしまうやもけれど、いまはまだまだたのしいし、いろんなひとでてくるなとおもいます。


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