2015年12月29日火曜日

Falus紀行


Falusのこと、あんまり時間がたつのもあれなんでいまのうちに、ざざんとかきとめておきたいとおもいます。

わたしのなかでは24日クリスマスイブな夜にはじまったかんじで。24日24時からSkypeのグループトークで4人で打ちあわせっていう。わたしとV8古川さんはそこそこおっさんなんでよいとして、若手ふたりも予定変更なしな凄惨な事態に。でも、めちゃくちゃにたのしかったです。脱線しかしなかったけれど、音楽のこと、いろいろとはなして、そのままでゆけるなというかんじでして。2時間ちょっとはなしてました。
そして前日、しごとから帰って準備。女子のはなしは冊子があるんでまえに決めてたけれど、ベストが決まらなくって。なんというか、ほんとのベストっていうともっとね、みんなが、あぁ、わかる、ってなってしまうため、ここの場であげなくってもなとおもい、そういうのんを引いていって、これをきいいていただきたいな、っていうFalusでのわたしのベストを選ぶっていう。結局、あれもこれもとにかくおもいついたものをかばんへ放り込んでゆき、収拾つかなくなり、結局20本ちょっともってゆきました。
zineもね、作ってゆく予定で、ことしのベストを選ぶためのことしの振り返りなん、かいてたんだけれど、7月から9月のあんまりきけなかった暗黒期のんを、もういちどききなおしたりで、8月なところまでしかできませんでした。ごめんなさい。年明けにはだしますんで、送りつけます。
結局、朝5時になり、2時間だけ眠って新幹線。新幹線内でできてなかったカセットテープの頭出し。むぃーん、がちゃん、むぃーん、がちゃん、って何本もやってるから、隣に座ってる兄ちゃん、はじめは本読んではったけど、何回か閉じて、いらだたせてしまいながら、ついには眠ってしまわれました、ごめんなさい。
13時ネオ大阪着、乗り換え、乗り換えで天満へ。
孔雀ハウスにあるナイスショップスーさんへ。ここかしらとはいろうとすると、ピンクなリュックを背負ったファンシーなおじいがはいってゆき、なにここ? となりながらなかへはいったなら、氷川きよしポスターが壁に貼られた空間の奥、おばあがいて、なに? 誰のとこきたん? とはなしかけられ。教えていただいたまま、床が軋む階段登ったら、スーさん。
はいったなかの様子は......みんな、いってたしかめて。
トウキョウでいうとISSHI MIYAKE感。ちょうどBACONのCARREテープもあったりと。あそこよりもうすこし広いかしら。zineやらテープやらたくさん並んでて。ちょうど土星のひとが先についてて、このひとよかったですよとおすすめされるのを2本(なまえ忘却)買い、あとはGood Areaとかはいったコンピレーションも。


HOPKEN14時入りだったんで、すこしだけおはなしして、本町へ。
HOPKENもよいたたずまい。1階がカフェで、これはFalus、女子もまちがって来そう! ってかんじ。
2階にイベントスペースと、CDやらカセットやら売られてるお店になっていて。棚をながめてると、あっ、韓国のCON VUが! すぐ買いましたん。
そしてらるぷりさんとおはなし。そう、会うのんははじめてで。お互いの持ってきたカセットやらのはなし、そしてOpalからのん、ふたりともおなじのん持ってきてたりとか。ほんと音楽好きなひとと音楽なおはなしするの、たのしすぎて。そして、ひとまわり以上もお若いのに、こちらよりしっかりした感。
そしてV8古川さんもこられて。Powellなときにおあいして、おはなししてて、今回はお会いするのん2度目です。こちらの画像などもいろいろとひっぱってきてくれてはって、うれしい。
で、HOPKEN、靴を脱いではいるところで、そうとはおもわず、わたし、薄汚いのん履いてきてしまってて、女子がたくさんきたときにこれではいかんとおもい、昼ご飯ついでに靴下買って履き替えました。あざとさ。
阪急遅延で16時ころTATEWAKI到着。くるまえに届いたっていうレコードをきかせていただいたんだけれど、最高でした。本気で、これがことし1位なかんじに。
いろいろおはなししながら、壁面にうつしだす画像やらのセッティングなどしたり、Boiler Roomごっこしたりしてたら、あっという間に開場な時間に。
そのちょっとまえにZodiakさんがこられて、なんとカセットテープをいただきました! こんどゆっくりおはなししたいです。

開場から本番、あと1部と2部の休憩なあいだにかかってたBGMはわたしがふだん働いてるお店で流してるCDのうち1枚持参で。Kとそのほかのん交互な。
いらない、だろうけれど、プレイリスト。

Silverheel/Paco Sala
Automatic/Red Velvet
Figure 8/FKA twigs
Crazy/4Minute
Sworn to Secrecy Part II/Helena Hauff
Red Light/f(x)
Excès de vitesse/Marie Davidson
BABYLON/BOAN
All Night/f(x)
End Girl/Cara Stricker & John Kirby
Touch/Anda
Sunscream/Princess Century
I Feel You/Wonder Girls
How Do You Do It/Empress Of
4 Walls/f(x)
REALiTi/Grimes
I'll Catch U/LSTNGT
View/SHINee
Happyness/Molly Nilsson
S대는 갔을텐데 (Mastering)/Anda

ひとがはいってくるなか、Kなのが流れてるのに勝手に興奮してました。
で、たくさんな方きていただいたなか、はじまり。

1部が地下女子特集。

とりあげた女子については。
冊子をみていただければよいんでとりあえずは。せっかくきていただいた方のこともあるので、すこし時間差があったほうが。いや、すこししたらかいてしまうのやもだけれど。

とりあえず、ベストのほう。こちらちょっと飲酒していたんで、ちゃんとはなせていたか不安なんで、書き記しておきます。きてくださって、あれ、あの幽霊みたいなおっさんがはなしてたん、なんだっけ、となってる方へ。

Chicklette “UNFAITHFUL” (Hundebiss)
これは引いたりしなくっても、1位。地下女子のほうではなしてもよかったけれども、1位なんでこちらで。ひとりノイズカラオケ。Angels In Americaの片割れ。トラウマ、呪いでしかないGoatyからな前作よりもすこしメロディ的なものもつきながら、バンドなのもあったり、やっぱりカラオケ感あったり。Jカードからして最高。HundebissのDracula Lewisがこれよかったんで夏にレコード化するよと裏側でいってたけれど、なかったよね、やっぱりいいかげんっていう。もう片割れなFarewell My Concubineもめちゃくちゃによいです。


rkss “Cell” (Seagrave)
きょねんはMarreckレーベルReject & Fadeからだしてて、それもきりきりノイズが過剰すぎてしんどいくらいかとおもえば、ちょっとエキゾティックな音のつらなりもみせてみたり、意外な幅のひろさ。今作もそうで、ちょうどかけた曲はきりきりなノイズからいろんなビートが重なってゆくかんじ。あとA面2曲めがかわゆい。
Seagrave周辺、BroshudaとかA I W AとかBlood Roomとか、そのあたりがWhere To Now? とはまたちがった雰囲気もあったりで、来年にもつながるなというはなし。
Jカードが暗い。



Mind Dynamics “ALL TERRAIN” (Bootleg Tapes)
けっこう1080pのはなしもでてきたけれど、MDも1080pからだしてたり、なんといってもDigitalisからだしてるし、Digitalisを経由したひとはすべて特別。
ノイズがかったビートをつめすぎてるかんじ。そして今作はサンプリングな音声やらも重ねてけっこう変化が。古川さんベストにあがっていたContainerもそうだけれど、ノイズにビート、だけでなくなんか過剰すぎて笑えてしまうかんじがかわゆくかっこいい。こういう音がすごく好きな1年だったなと。
そしてBootleg TapesはこれといっしょにきょねんたのんだD/P/Iのんをようやっとおくってきてくれたんだけれど、MDのほうはなんとケースだけでテープはいってなかった。
なんで、つぎの注文なときに、はいってませんでしたといったなら、ちゃんと送ってきれくれたんだけれど、そのとき注文なTalesenはなんと音がはいってなかったみたいなカセットレーベルあるあるをはなしました。


で。おおよそこのあたりで時間すぎてしまってるとおもうんだけれど、わたしが最後だし、飲酒してしまっててとまらなくって、日本人のはなしに。ことしはほんと日本の方で、かっこよいひとがたくさんいたよね、っていう。
まずはLil $egaさんがExo Tapesからな+youに、Gargoyleにと、ちょうど直前にいまいっとうあたらしくかっこいいコンピレーションをださはったところで。ほんと別次元走っておられる。日本どころかセカイでいっとう。
そしてCVN。サクマさんはほんとわたしがめちゃくちゃ好きな音。がびがびCold NameからぶちぶちCVNへ。CVNのなかでもどんどん変化していってて、ほんとすごい。
そしてしー没さんはことしはライブに展示にリリースにと大活躍で、Gnod方面とからんでるっていう孤高感。
食品さんもかわらず活躍ですごいし、あのとき印鑑もってはったら、わたしの人生変わってたやもとかなはなし。
大阪だとYPYと、リリースな数がすごすぎるTakahiro Mukaiさんが。
で、結局かけたのはLSTNGT “Moderate Nightmare 84-97” でした。
ライブな様子をみて、新世代の小室、といってる方いるけれど、新世代の朝倉大介です。
まだレーベルにはあります。ただ、在庫やばくなってきてるみたい。いまのうちにぜひ。


ちょうどお隣にな舘脇くんもお気に入りだし、BLさんへもこられたりな大阪のお客さんがちょうどLSTNGTコーチジャケットを着てはって(立っていただいてありがとう)。エモい、って口からはじめてだしたけれど、ほんとそうおもうのね。そして、わたしの個人的な思い出がつまりまくってるので、どうしてもLSTNGT。これ、読み方わからなかったけれど、ラストナイトっていうのんはじめて知ったという方もいて、やっぱりかけてよかったと。これだけ画像はその場でだしてくださってと。
さきほど、土星のひとに、あれ、台本あるんですか? ときかれて。そうきかれるってことは、ちゃんとしゃべれたのかしらと。台本はないです。こちら、はなすことかいたメモすらなくしてました。その場の思いつき。で、それをみなさんがフォローしてくださったかんじです。

そして終わり。
いや、緊張してしまってたのと、尿意がすごかった(開場な時間から終わりまでに8回もトイレいった)のとで、もっとはなしたかったことがたくさんで。
音楽のはなしをするのってめちゃくちゃにたのしいです。
オタクなど一切おりませんので、女子の方どうぞ安心しておこし下さい、とのことだったけれど、ペンでメモをとってるひとがちょこちょこいた! ときれくれた女子がびびってました。オタク感はやっぱりあった。そしてわたしも客席にいたならメモとってたんだろうなと。

それから、Falusメンバー、anchor songのmiyukiさん、岐阜からな星川さん、土星のひと、Rottenlavaとカラオケに。めちゃくちゃにひさびさなひととカラオケ(ひとりではけっこうまえKなんうたいにいってた)だし、眠みがけっこうで、はじめ1曲うたってちからつきてましてごめんなさい。そう、本がないのね。機械でぜんぶ。だから、頭働かないと、曲がみつけられないっていう。広末が本人の映像で、きゅんきゅんだった。
それから居酒屋にはいって始発まで。

わたしのなかでは、カセットをはちゃめちゃに追い出すきっかけになったTATEWAKIとanchor songなmiyukiさんとひさびさにいっしょなのがすごく熱かったです。あのふたりがいないと、わたしはここまでカセットを追ってなかったとおもいます。
そして先週トウキョウで展示してはったときにお会いしてな星川さん、トウキョウでよくあう土星のひと、Rottenlava、それとFalusメンバーと大阪であってるかんじが、場所やらなつかしさやら時空がゆがんでるかんじがして、たのしかったです。
緊張やらで、あまり写真を撮ってないのが、すこしミス。Falusメンバーとのツーショットとか、残しておくべきだった。TATEWAKIと肩くんでるっていうのん、星川さんもいっしょに残してくださってて、うれしくって勝手にスクリーンショット。あとFalus専属カメラマンな方からのんもたくさんいただきまして。




Falusな方々はこちらにたくさんな気遣いがうれしかったし、CARREな方デザインなFalusティー・シャツもめちゃくちゃにうれしいし、冊子もかっこいいし、お客さんこちらに声かけてくださったりとあたたかいし、帰りの電車、さびしくって泣きそうになってました。
なので、今週も大阪ゆきます! というか正月休みで帰省するので。3日はMeditationsさんゆくよ! 



雑ですいません。
こんなかんじでした、わたしのFalus紀行。めちゃくちゃにたのしかった。ほんと大阪京都に岐阜にトウキョウなみなさん、ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿