2016年2月8日月曜日

落合SoupでのDolphines Into The FutureとMonopoly Child Star Serchersのライブのこと


きょうは。
落合SoupでのDolphines Into The FutureとMonopoly Child Star Serchersのライブへ。

Dolphines Into The Future、最近はLieven Martens Moana名義のほうが多いけれども、ベルギーのイルカさん、アンビエントが好きなひとだけでなく、Not Not FunやらUnderwater Peopleからだしてたりで、インディ好きな方も好きな。わたしもそっからはいったものね。ことしにはいって最初に買ったのはLau Nauちゃん旦那なAntti TolviとLievenのsplit。きょねん、仲さんからニューヨークなお土産に、なんかいまだdiscogsとかででてないイルカさんのカセットいただいたり。
Monopoly Child Star Sercher、Spencer Clarkなんだけれど、いっろんなことをしてはって。いっとう有名なのはJames FerraroとのThe Skaters。わたしのいっとうなお気に入りはInner Tubeかしら。Mark McGuireとのユニットで、笑ってしまうくらいのぎらぎらしたギターやら、あのF1のテーマ曲みたいなんあるやん? ああいうかんじな90年代な音楽を本気でやってて、はやすぎた、2012年のベストだった。あとはForth World Magazineかしら。自身のレーベルからなんだけれど、レコードジャケットサイズの冊子が着いてる、それもソルトレイクシティのエイリアンだとか、ヘルレイザーのピンヘッドのはなしとか。そのおはなしのサウンドトラックのようなつくりで。1枚目は下北zawaがレコードをやめる直前だったとおもう。
DucktailsとEgyptian Sports Network (Mark McGuireも参加してる)やったり、OESBにUnderwater Peopleにと、もうその周辺好きすぎたので、全部好きだけれど、全部はきけてない出し過ぎ。

日曜はしごとだけれど、はやくお店を開けることになったんで、終わってから走ってゆきました、が、着いたのんは21時半。土星のひとがいっぱいではいれなかったと直前にきいて、どんなかんじになってるんだろうとおもったら、これははいれないね、地下へ降りてドアーをあけてすぐなところから、動けないくらい。人垣のむこうに、会場内を満たすシンセの音にあわせてくりんくりんな頭がゆらめくのしかみえない、そしてすぐ終わってしまった! 

演奏が終わって、ひとがすこし動いたんで、まえのほうへ。
しばらくしたら、はじまりました、イルカさん。
背後の壁にプロジェクターで巻貝をうつしながら、かなりささやかなフィールドレコーディングをその場でつなげてゆくかんじ。はじまるまえに、音がちいさいんではなしは控えてアナウンスな通り、かなりささやかな音で。真上にあったサーキュレイターのごごごごいう音で集中できないくらいに。そしたら、サーキュレーイターをとめてくれたんだけれど、ひとぎっちぎちなため、こんどは熱帯に。イルカさんなんだから熱帯はあっているとおもうけれども、ぎっちぎちな状態で演奏してる姿も一切みえないままささやかなフォールドレコーディングをきく、ってしごとなあとのわたしにはけっこうきつい状態でして、なかなか集中できやしませんでした。ごめんなさい。うっすらとピアノな音も重なってと、意識だけは熱帯の海辺の屋敷感。
2曲目からは、けっこう集中できました。プロジェクターの写真を替えて、ちょこっと音程がズレたようなシンセの粒が、ぽこぽこと点線を描いてゆくような。フィールドレコーディングに重なるぽこぽこした音です。音量もすこしおおきめになって。暑さからか、まわりがすこし脱落して、すこし過ごしやすくなったりもあって、そのぽこぽこな音に意識をあずけて、脳のなかがしずかに沸騰。いや、まだまだ暑い。
3曲目はフィールドレコーディングな。さきほどよりもすこし音がおおきいかしら。どこかしらの国なひとの話し声に、けもののこえ、そうけっこうけもの然としたしっかりしたうめき声だったりと意外だったり。それを意識的になのかぷつりぷつりと途切れさせたりしながら、気温も音も熱帯でした。
そう、最後まで熱かった。なんかこういう環境できくのではなく、だらんと座りながらききたかったな。でも、想像どおりに、ゆるく繊細な音の出と、あのぽこぽこもこもこした電子音をきけたんで、ぎりぎりでもゆけてよかったです。
Lieven名義のしっかりなフィールドレコーディングのんと、イルカさん名義のけっこうまえなかんじのうっすら電子音重なりと両方きけたかんじ。

ライブの直後。
はなしかけてきてくださった方がいて、なまえをうかがったら!
H. Takahashiさんでした。BLさんへもときどきゆかれるというはなしだったんで、いつかおあいできるかしらとおもってたら、まさかなきょうトツゼンで。
Entertainment Systemsからの “Sea Meditations” がきょねんのベストなアンビエントで。こちらの汚れた心さえもきいてるあいだはきれいな心だと錯覚できるような、ミニマルな電子音の反復とうっすら変化な波がすばらしかったんです。
で、Where To Now? のん、Meditationsさん1回目逃して、2回目はいるときいてたら、レーベルもかなりはやくに完売で、逃してしまって泣いてたんですが、なんといただけまして、やばい。ありがとうございます!
どうやってつくってはるかとか、どういう方かとか、すこしおはなししてくださって。またこんどゆっくりおはなししましょう、ね。
感想はあしたの夜にかきます、さきほどからこれかきながらきいてるんだけれど、はやく店あけたりもあるけれど、心地よすぎて、眠りにおちそうです。




そのあと。
あざといわたしはイルカさんとむかしの鶴瓶、ではなかったSpencer Clarkにサインいただき、写真も撮っていただきました。海法さんもいっしょ。でけぇ! わたしで179だから、200はありそう。
イルカさんはあしたから沖縄へゆくそうです。で、土曜にDJするらしく、東京のひとはあけておいてもよいのでは。いや、来週の土曜、重なりすぎだろ。わたしはとりあえず、Solfaへゆくけれど。Jesse Ruins、Hakobune、メトロノリ、っていうふしぎな組み合わせ。

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