2016年3月12日土曜日

Född Död “он не может любить тебя больше” ,Bernardino Femminielli “Roi des Pauvres” , V.A. “DENIAL” (Total Black)


ベルリンへ、なTotal Blackから。
Rottenlavaくんからメイルがきて、なにごとかとおもったらMarie Davidsonがっていう。おかげさまで買えました。ありがとう!
そして、その夜、BLさんへいったら、土星のひとからの会ってひとことめが、Total Black買った? でした。
段ボールはしっかりとしていたんですが、見事に砕けてきました。

Född Död “он не может любить тебя больше”
いっとう砕けてるのん。
VargとSARSです。Vargに女子声っていう、考えただけでよいんだけれど。
砕けすぎていて、べろんべろんになっていて、これ開けたら絶対ぱきんとゆく、とちからをこめられず開けられなかったんですが、すばやくすればだいじょうぶ、と勢いつけたらやっぱりぱきんといきました。。よいテープはたいがい砕けてくる。
砕けたケースの破片のように鋭く冷たい打撃の連打と押し迫ってくるノイズがかった音の波、のしのしと低音がはいってきて、女子声うっすらはいってくるなかノイズはうねって、そこに透明なシンセの降り注ぎ。
むーんとうなるシンセのむこうからまた冷たい打撃音がすこしずつ近づいてきて、ノイズがかったシンセの重なり。そこにけっこう渋い目な声での歌。
このままノイズがかったシンセと冷たい打撃でつきすすむのかとおもいきや、淡いシンセの明滅と透明なシンセの重なりもあったり、そこからいきなり宇宙空間へとびだすかんじがあったり。
B面はじまりはいきなりぽこぽこと簡素な南国感きて、びびる。そしてリヴァーヴたっぷりなシンセのゆらめき、そしてそこにすっかすかなビートいれてきてと、ものすごく心地よいが女子がでてこない。そしてひずんだシンセの明滅と、蒸気の噴出。瓦解してゆくような速度を増すようなノイズの重なりが異様でかっこうよい。そして、ニューエイジィなかんじのシンセで終わり。あれ、B面、女子どこいった?
長袖、買えばよかった! BLさんに、っていうはなしがあったというかあちらから入れろ! とメイルがきてたらしいけれど、放置したっていう、そういうなにいれるか選ぶところ、好きです。



Bernardino Femminielli “Roi des Pauvres”
Dirty Beachesのはじめてな来日のときにシンセ弾いてたマリオみたいなおっさんです。いや、説明なんかいらないですよね。レコード連続でだしてたころに、ぽんとゆくのかとおもったけれど、いまいちゆかなかったし、いまではNoirのほうのJesse Osborne-Lanthierのほうが活躍してるっていう。Femminielli Noirではきょねんも出してたけれど、単独作はけっこうひさびさで、今回なリリースのなかでは実はいっとうたのしみにしてました。
ビートなしですね。本気でシンセなバロック多重奏。ところどころの音のズレ感に声っぽい高音の重なり、廃教会で幽霊がふらついてるような。AB面のちがいが1回きいただけではわかんないので、まだわかってないです。終盤の声化してるような高音の細かい揺れとか靄の噴出、幽霊感がすごい。
Femminielli Noirのほうでテクノはやってるんで、こちらはおもいっきり好きなシンセのメロディを、っていう風にしたのかしら。せめて本人の甘ったるい声は欲しかった。これも好きだけど。


V.A. “DENIAL”
コンピレーションがいくつかでてて、わかんなすぎて、わかってるこちらのみ買いました。みんな買えばよかった。よくわからんしちょっと迷おう、っていうのはカセット界隈では命取りでいっしゅんで過ぎ去ります。
Croatian Amor & Angeles、Venerence、Marie Davidson、KETEVっていう最高な組み合わせです。
なにこれ、ブランク? とおもうくらいなしずかなはじまり、そしてどこまでいってもしずかな。なんで念のためB面に裏返したら、やっぱりしずか。どれくらいしずかかっていうと、ラジカセでイヤーフォンなし最大音量にしてもうっすらきこえるくらい。やられた。きけねぇ。




MarieさまとFemmnielliな組み合わせなんで、これを。いきてるうちにあと100回くらいはみるきがする。セカイのすべてがある。

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