2016年6月18日土曜日

連載を持ちながら。
いうのもなんなんですが、カセット、っていうくくりだけで、あたらしいところ、おもしろいところの流れをつかむのって、本気できびしくなってきたなとおもいます。
ずっとずっとカセットが好きで、っていうわけでもなく、たまたまそのときおもしろいっておもう音がカセットでたくさんでていて、その界隈を追ってると自然と流れをつかめたかんじだったん。
で、そういう流れが全体にあって、どんどん盛り上がって、なんどかかいたけれどピークはけっこう2年前終わりくらいかなとおもいます。カセットがおもしろくなくなったっていうわけでもなく、ほんとに浸透したというか、ふつうになって。ふくらみすぎて手に負えないかんじ。なので、すこしまえにかいたけれど、ずっと好きなところか、まったくよくわかんないけれど気になったのを買うっていう極端なかんじになってきてます。
日本のもっと一般的なかんじでいえば、春頃までにちょこっとだけブームがきて(なつかしいかんじのものとして)もはや静まったかんじがありますよね。広く浸透はしないよね、さすがに。めんどうではあるだろうから。わたしはもうカセットがいっとう楽だけれど。一回再生してききっぱなしで、最後になったらがちゃって勝手にとまってくれる。1日に数本はきくから、そのリズムがちょうどよい。
そうかんがえると、きょねんのうちにアイデア、MASSAGE、Borderと現行のカセットのことをかかせていただいてわたしのなかで、すごくよいタイミングだったなとおもいます。ありがとうございます。
きょねんの終わりにいろいろと悩んだのは、CD-Rを効果的にだしてくるところがちょこちょこ目に耳にはいってきて、でも、日本だとその流れには絶対に乗れない、1周してないっていうこまった事態。でもそっからあらたにCD-Rな波はないし、いまはレコードと、またちゃんとまえくらいにインターネットでいろいろときこうかなっていう気がしたり。あまりにカセットがってなりすぎたわたしが気にしすぎなのやもしれないけれども。
だからっていまさらカセットを追わなくなるわけでもないし、きのう病床でもちょこちょこ注文してるしっていうね。きっとカセットは追うんだろうとおもうけれども、それだけだとわたしがダメだとおもうので、なんとかバランス、着地点を、とかいいながらいまもカセットをBuy Nowしようとする直前で。
わたしの棺はカセットテープのケースみたいなかたちでつくってください、ね。蓋をしめたとき、あのふたつの出っ張りが突き刺さって、痛いわ! と生き返るやもです、が。

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