2016年6月17日金曜日

V.A. “MATERIAL ELÉCTRICO VVAA” (B.F.E. Records)


きのう。
店いったあたりからひざがかなりがくがくしてて、そういえばArcaの日から一切つかれがとれない、足腰死んだ、とおもいながらBLさんいって、調子悪いから半分でとこんなときでもビールは飲むんですが、途中本気で調子が悪くなってきて、早めに帰宅、その道筋も記憶がないまますぐにぱたり、熱をはかったら39度。39度とか40度あたりになると幻覚がみえませんか? 今回は本で部屋が埋め尽くされてて、それをすこしずつ処理してゆきようやっと片付いたなとおもったら朝で熱が38度にさがってるっていう。病院へゆき、薬飲んだんで、店へゆきましたが、さすがに無理でした。
きょういちにち、かなり眠ったんで、まだ眠れそうにないんで、すこしだけ。

V.A. “MATERIAL ELÉCTRICO VVAA”
B.F.E. Recordsからのコンピレーション。
なまえの並びがうれしすぎる。
A面。
Nostilevoからでてて男? 女? 問題が浮上したAriiskはがびがびサイバー声と不穏なシンセと跳ね回るビートではじめっから最高です。
出しすぎGerman Armyはけっこうおさえめ、ゆらめく蜃気楼ななかで死にそうなおっさん声もいっしょにゆらめいてます。
IXTABがはいってるのがよい。Seagrave主宰なBlood RoomとOvis Aurumね。おかしなテクノやってるこのひとたちがこの黒めなここにはいってるのんよい。意識してるのかがびがび変調声から、軽快だけれどさびついたビート、そこにぴぴぴぴ高音なチープな音をかさねてくるあたりがやっぱりヘンでいい。
Profligateがアナログ質感全開な黒く立体的なビートに、エロティックなささやきヴォーカル、うすく重なるひずむギターのようなサンプリングだったりと、めちゃくちゃにかっこいい。
Wilted Woman。birdFriendからもだしてたベルリンのショート女子。こまでのんきいたらかなり自由なんだけれど、これも徐々に重なるがびがびなビートに液状シンセ、そして中盤からビートが変化して、最後は単音ぽこぽこいってて自由。
UKのなかではここ数年ずっとかっこいいしきのうもここのん買ったNight School主宰なApostille、リリースする音はかっこいいけど、じぶんはヘンなことをしてしまうかんじで好き。のしのし重めなビートから、実をいうとこのひとの声はすべて台無しにするとおもってるんだけれど、声の重なり、そして中盤からいきなりなレイヴ感。春ころきいたのが声のためちょっと...となってたけれど、来ん秋はすごく好き。

B面。
CraowはAsceticやNostilevoからだしてるし、BLさんにも一時期レコードが、とかおもいながら。More Recordsからもだしてたのね。ノイズがかったはじまりとそのまわりを不穏な高音が飛び交ってるEBM。歌もかっこいい。
Haraam、デンマークですね、でもちゃんときくのんはじめて。Rottenlavaお気に入りだったやつ。立体的だけどノイズがかった低音に、オリエンタルな高音がふりそそいで、低音が曲のはじまりよりも中盤でビート感があったりでふしぎでよい。
NEUGEBORENE NACHTMUSIKはオランダの。これではじめて知りました。ミニマルなシンセと声のサンプリングにノイズドローンにとなんかめちゃくちゃよさげでぜんぜんはずれてるようなよくわかんないかんじ。
Siobham、となぜかクレジットがハム化してますが。ハム化してもいつもどおりなSiobhanです。でも最近作のなかではいっとうがびがびローファイなかんじが。
THE DEPT. OF HARMONIC INTEGRITYはTimbal Tapesからだしてた。ポートランドの?  この並びだと、いっとうまっすぐシンセな。ミニマルな低音と宇宙シンセのゆったりとした暗黒宇宙旅行。

こういう黒い雰囲気はいまスペインのレーベルがよいですよね。Dead Moon Records、いってみたい。
このあたり、いまな雰囲気のところとまじってゆくところ、まじってゆかないところとあって、きいてるおってる側としてはけっこう節目な気もするなとかおもいながら、個人的な趣味的なところでこういう音はやっぱり好きだし、このコンピレーションは最近はすっかりなんかセットなイメイジのSiobhanとG軍に、UK方面もはいってるしかなりうれしい人選だし、買ってもよいんではないでしょうかといまリンクをとみたら売り切れですが。レーベルサンプラーもつけてくれてましたん。

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