2016年9月13日火曜日

V.A. “Being and Time”


かきたいことたまりにたまってるし、かきかけて、あぁ、時間がねぇ、ってなってるのもけっこうあって、そういうのをすこしずつ。

V.A. “Being and Time”
Hegira Moya、H. TAKAHASHI、Nozomu Matsumoto、duennの4人によるコンピレーション。
プラッチックのケースのそとにOカードなつくり。

A面はHegira Moya。
ライブ会場やクラブなどでもしかしたらいっとうたくさんみかけてるひとやもしれないし、アンビエント界隈のみがっつりっていうのではなく、あたらしい音なところたくさんに顔をだしてくるあたり信頼できるし、そういえばしー没さんがはじめて東京なときにでてはったなとか、Mastered by Sean McCannで衝撃をもたらしたひと。郷愁な音のつらなりはしめっぽくならず透明感があって残暑に心地いいし、一回目きいたときはこの曲ですでに心地よすぎて寝た。なんかどっかで突き抜けてほしいというかつきぬけるんだろうなと期待してます。男まえだし。

H.TAKAHASHI
ことしアンビエント界隈だといっとう躍進したひと。おもいっきり評価されてるきょねんのリリースがiPhoneのGaragebandのみでつくられていたりと、全員をなにかスタート地点に戻すひと。
今作は反復反復な長めな曲で、ゆるゆるになった脳に中盤でゆらしてくる音割れぎりぎりまで昇華してゆくあの音やばいです。やさしく心地よいとみせかけてそこに耳を脳を完全にゆだねてると外部にはゆるしてはいけない自分の領域のところにはいりこんでくるかんじの音です。
Unknown Meでもライブたくさんだし、建築なほうでも(専門知識ないので感覚的にしかいえないけれど)かっこいい(なんかの記事の写真をみて)。


B面。
アートワークも担当したNozomu Matsumoto。アート方面な、とおもいきやことしはK/A/T/O MASSACREにFAITHフェスにとかなり身近なところにもつながってきていてライブをみられる機会が増えてて、もので買うのはこれではじめて、アンビエントの語源までさかのぼってなアートワークのことばも含めて、このsplit全体でNozomu Matsmotoアート作品感があります。
音は序盤の靄がたちこめてるところからのトツゼンの昇華あたりでこちらの魂も昇華します。Faithなときのトツゼンの参加にコラボレーションだったり、なにより真剣にその場その場をたのしめてるかんじがかっこいい。

あたらしいひとたち3組あつめてよいコンピレーションだとおもうけれどもなんなら4組ともをあたらしいひとにすれば完璧だったのに、っていうのがここのレーベルの好きではないところで、とかかいたらひとに嫌われるのでかかないけれど、これまでのsplitも単独作だったらよいのになっていうのがいくつかあるし、荒井優作があらべぇくんだったころの唯一な自主ではないやつだしてくれてたりとめっちゃよいところもありながら、バラモンのひとりにあそこのレーベルキライでしょ? って見抜かれるくらいにはキライと複雑なかんじで買うまですこしためらいましたけど、買ってよかったです、よ。

イベントはどうだったんでしょうか、みたかった(労働)。みたひと誰かこまかくかいてくれー、っていっつもおもいます。こちらがみたもののことも、誰かかいてくれーっていっつもおもいます。ひとりだとかいてみて、わたしの視点と感想しかないし、ライブはみた位置によってもいろいろちがうだろうし、作品なんかはいまはなんとかきけてしまったりするけれど、ライブはそういうところ、誰かかかないと一切残んないんで、とかいう意識で、あんまり更新できなくなったけれど、ライブのことだけは、って意識的にかいてます、よ。SNSな感想だけだと見事に流れる。いや、その場その瞬間のことだから流れたってよいのやもしれないけれども。

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