2016年10月29日土曜日

CVN “Exposure” (Where To Now?)



CVN “Exposure”
Where To Now? から、ようやっと届きました!
海外のレーベルって、でるやも、ってなってからけっこう流れたりしてしまうし、ここはけっこうまえにほかの方のも流れてて、だからでたのがほんとめでたいです。


A面。はじめっからCVNな名義でもここまでポップなところへCVNらしさをおとしこめるんだっていうはじまりで、JESSE RUINSくらいの雰囲気があって。遠くでやわらかくなるシンセの和音と目のまえ耳のまえを切り裂いてくる金属質な音、中盤のビートとのからみあいが、こっそりと混沌をもたらしてて、たかぶります。
タイトルトラックなExposure。声サンプリングでも、はじめのほうにはいるなんかの通信のようなかんじって好き、ってRabitとChino Amobiのときに気づきました。1分くらいしたとっころにはいるすこし長い空白がよいし、そこからノイズがかったかんじとブラスっぽい音が中心を失いながら転がってゆくようなふしぎなかんじ。
3曲目Akasha。Eco Futurism Corp.のLord Øとの曲。裏でなるアンビエントの手前の空間で、声、そして中盤の打撃どころか爆発以降のホラー感と鳥声な自然のぶつかりあい。音だけで想像したなら、ひとなんていない森の奥でなにかしらが戦争してるかのような。

B面。
Post Apocalypse。ぎゅんぎゅんなギター音質がリズムをきざんでくるなかに、変調声もそれと同時に切り刻まれながらで、時折の間の長さの変化とか、すごくシンプルな音の厚みなんだし、よくきけば空間たっぷりなのに、めっちゃあがります。なんかこういう間のつかいかたが独特で。ブラスな音もはいってきてと、おさえてるかんじ、かっこよすぎる。
Secondary Infectionはこのなかではいっとうまっすぐビートなかんじで、暗黒アンビエントなところから、かなりためてゆったりと低音からビートへ。そしてビートもまっすぐなようで、絶妙なCVNの間。中盤から、強い光みたいな音も好き。
Our Virusはしずかなアンビエントななかにビーム照射と摩擦音の放出加減がすさまじく、そしてしずかに終わってゆきます。

ずっと追ってるレーベルから、日本のかっこいいっておもってるひとがでるのって、ほんとうれしいし、CVNはことしOrange Milkにつづいて、っていうつまりわたしのなかではどうやったって日本のひと先頭だし、ロシア! なつぎはアジア! なかんじになってほしいので、このままアジアな東京代表、突っ走ってってほしいです、よ。そして、WTN? からなこれをすぐとりあげないのでもう日本のメディアなんて……ってあらためて。だから、もっとブログに集中できるよう、ちゃんと生活なサイクルを戻さないと。わたしにできることって、やっぱり買ったもの、いったライブのことをかきとめてゆくこと。


0 件のコメント:

コメントを投稿