2016年10月31日月曜日

Magic Fades “ASMR • Augmented Sapiosexual Misanthropic Relationships” (Permalnk)



Magic Fades “ASMR • Augmented Sapiosexual Misanthropic Relationships”

フランスのPermalnkからで、ここ、2年前に葉っぱ(偽もの)とUSBが袋にはいってたのんリリースしてたところ。
映像付きなのが春にでて、ひさびさUSBリリース。
ことしいっとうかっこいいかたちなひとつ。透明なプラッチック版にUSBフラッシュメモリが貼っつけられていて。USBのん取れねぇ、とかおもいながら無理やりひっぺがしてききました。

Magic Fadesといえばヘルスゴスってことばのもとのひとたち、1080pからK-POPかよっていうかんじのヴォーカルがたくさんはいったカセットだしてたり、Apothecary CompositionsからのMagic Fades + Soul IpsumなCDでは歌を抜いて、アンビエントによってみたり。

今作は。
1曲目がLSTNGTかよっていうはじまり。ピアノ音色の和音から、シンセの音がふわっと重なって、徐々にビートが。そしてサンプリング? な声がリヴァーヴがかって重なって、すこしのラップのようなサンプリング。
そこからぺきぺきとギターっぽい音にこぼれる吐息のような声、そしてクラシカルな音のつらなり、そうあとでMozart’s Timelineって曲もあるし、けっこうクラシカルな雰囲気がおもいっきりシンセな音ではさみこまれて、でもビートとか音のバランスがおもいっきりいまなかんじ。
3曲目で一度ノイズで崩壊から、細切れなオペラ声と金属的な摩擦音、くぐもった電子音のゆったりとした波。そして南米笛感ある音にビートの盛り上がりだったり、モーツァルトなのではグライムなビートにクラシカルな螺旋の音、そしてまたLSTNGT感あったりしながら、Gucci Diaphramではまたグライムなビートと破裂音だったり、鳥声がとりかこむアンビエントな曲だったりとか、様々な展開が、2分前後な曲たちのなか、つぎつぎと現れながら、いちいちかっこいいです。

あのあつくるしいくらいのヴォーカルがきけないのはすこし残念ではあったりするけれど、かっこいいので、よいです。
Jesse Osborne-Lanthierもそうだったけれど、アルバムタイトルがここでも頭文字のみ大文字略とか。
カセット狂いだけれど、こういうかっこいい形態のは好きです。USBのんってありそうで、意外とないよね。





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