2016年6月28日火曜日

ButtechnoからきのうのCNDMMのこと


風邪っぴきのあと。
調子がつかめなかったり、労働、遊びにでて帰ってきてぱたりとなってたりで、けっこうあいてしまいました。ほんと最近体力がない。
かいてなかったときのことをざざんと。

金曜日。
BonoboでのButtechnoのライブでした。
Captured Tracksでも働いてた男前JRくん主催なイヴェントで、きょねんLoca Lozanoのんいったりな。
で、今回はButtechno。おととしの末にカセットでるっていうので知って、それがダメになって、そのときは女子だと勝手におもってたんで、レコードでたとき男と知ってためらったんですが、土星のひとがダブったということで、交換していただき。BLさんもOpal Tapesも、ちょうどセカイがロシアってなってるなか、その中心なButtechnoがくるっていうのん、すごいタイミングで。
労働なあと、Bonoboへ。25時頃ついたんですが、もう。
あとからきいたところ、Bonoboの動員記録を更新したそうで。それくらいのこみっぷり。
マルくんがちょうどDJで、みんないるなぁ、とかおもいながら、階段の下のあたりでButtechnoをむかえたんですが、降りてくるひと、バーのなかからグラスたりないからとなんども回収にでるひとがぐるんぐるんなってる場所で、わたしはきりきりに。一切集中できずで、でもそこからどこかへ動く事もかなわないくらいの混みっぷり。
背ぇが高いのでラップトップをのぞきこみながら、はじめはけっこうゆったりなかんじ、からの暗黒な靄とその靄のむこうでくっきりときこえる打撃感とか、かっこよかったんですが、状況が状況でして、40分くらいみて2階へあがってしまいました。音もちいさかったし。。
でもね、なにがよかったって、Buttechnoでぎっちぎちになってる空気に触れられたこと。ロシアきてる、っていうのをうっすらとおととし末あたりから気になってるものを肌で確認できたかんじ。
それと、1時間のライブなあとそのままButtechnoのDJなんだけれど、2階もそこそこひとおおくってしんどくなって、外へでたら近所の駐車場にみんないた、っていう。
集合写真なかんじではじからタグつけたらSS社長にCVNにWhite Ware、CemeteryにGloomyにSuburbanにDEVIATION、RaftoにUltrafog、そしてその周辺と、東京のインディってかんじです。強風が吹き荒れる駐車場にだらだら座ってお酒飲んでっていうかんじ。ライブからの流れのかんじがとても。近くにはTATEWAKIに加藤さんもいるし。大阪はFalus推薦だったりとか、おなじかんじで盛り上がってるっていうのん。ほんといま、ってかんじです。
雨がふってきて、Bonoboに戻り、始発でてるけれどもだらだらと6時ころまでいたりとか。
そして野地くんはレコードあと10枚くらい割られてもよいとおもう。たのしかった。

ライブ途中までしかみてないけれども、ミーハーだし、あざといので、写真とサインを。読めなさ。

昼過ぎに起きて。
いまなかんじだと確実に寝るんだろうな、とかおもいながら、直接はじめなころのDVDを買ったりしてたんで、Christina Vantzouをみに、と向かってる途中で、TATEWAKI星川あさこコンビから連絡が。箕浦建太郎さんの個展へ。そこからまたいろいろと。そう、TATEWAKIとなにかやろうね、といっても漠然としてたし、実際近くなってもお互い本業忙しかったり、なんだけれど、そのぼんやりがかたちになるようなきっかけが。どうしたって音をつくる、っていう方向にはゆかないんだけれど、そのわたしができることをやらないと。ことしなんかやるやらないはおっきいので、たのしみです。まだまだ秘密。


それから大森は間にあわなかったんで、BLさんいってビール飲んで、買い物。Elon Katzはわんちゃん認識してました。


きのう。
労働が終わってはしって渋谷のOTOへ。CNDMM。
Cemeteryのリリースパーティー、なんだけれども、Cemeteryに間にあわず、そしてLSTNGTにのライブにもティー・シャツにも間にあわずでした。でも、GloomyのDJはきけたし、23時終わりかとおもったら、けっこうながくまでやってくれたし、店員さんが近づいてくる、後ろへ通り抜けるとおもってよけたらUltrafogだったりとか。
Border編集長が奇跡的にいらっしゃってて、わたしと並んでGloomyのDJの写真を撮るさまがやっぱり父兄感。
Border2号の表紙をかいたり、3号の部屋紹介に登場していた伊郷くん、あちらは黒いキャップに黒Hundebiss、こちらは白キャップに白いHundebiss、下はジーンズに白い靴と、白黒ペアルック感がものすごくってたのしかった。
サクマさんのところにも。足、折れてる。








ライブには間にあわなかったけれど、リリースな日にCemetery “DENIAL” は買えたし、その感想やら、届きものの感想やらはまたあした以降にかきます、ね。

BLさんの帽子。
帽子を20年くらいかむってなかったんだけれど、けっこう帽子をかむることになれてきたので、ハゲてもだいじょうぶです、よ。

2016年6月22日水曜日

5月の買い物リスト buying list May 2016

5月の。
買い物リストをかくのを忘れてました。

買ったもの


カセットテープ

Realism “Like Seashells To The Change” (Escho)
The Hydra “Never Sync” (Infinite Waves)
DJ Coquelin & MC Cloarec “Je M'en Rape” (PRR! PRR!)
AceMo “REDSHIFT” (Bootleg Tapes)
James West “DJ Midi Mayne Busy Night Time 1997” (Bootleg Tapes)
Bret Schneider “Chronolalia” (Phinery)
Joseph Bastardo “deCordova” (Phinery)
Jeremy Young & Shinya Sugimoto “Live at Microscope Gallery” (Phinery)
WANDA GROUP / Umfang / Cold Clouds / Phillippe Vandal “Four Way Split # 2” (Phinery)
PHORK “K” (Sacred Phrases)
German Army “Yanomami” (Sacred Phrases)
Paper Dollhouse “Empty - Rave” (MoonDome)
Julien “FACE OF GOD” (Orange Milk)
Euglossine “Canopy Stories” (Orange Milk)
FAD “vVv” (Orange Milk)
M. Sage “Rife W/Typo” (Orange Milk)
death's dynamic shroud.wmv “CLASSROOM SEXXTAPE” (Orange Milk)
rkss “Top Charted” (Where To Now?)
Simon Chinoni “Compositions 012-015” (Where To Now?)
Yves Tumor “When Man Fails You” (Apothecary Compositions)
Toby Gale “DNA Party” (Apothecary Compositions)
Takao “V” (Svel Tape)
Broshuda “Fatima's Dream” (videogamemusic)
A I W A “In The Dim Distance” (videogamemusic)
World War “Jumz” (More Records)
Ice “Scream Club” (More Records)
Alis “Corporeal” (PLUS 100)
仮夢想プラザ “夢愛” (PLUS 100)
Havenaire “Tremolo” (Constellation Tatsu)
Gora Sou “Modular Environments For Home Listening Vol. 2” (Lillerne Tape)
Stress “Cheap Vapes” (Embalming Latery)
Cc “Haha Panorama” (Embalming Latery)
Mukqs / Constellation Botsu “Miracle Hentai” (Suite 309)



レコード
WANDA GROUP “Central Heating” (Opal Tapes)
Metrist “This Is For Sore Is Just There” (Opal Tapes)
Cs+Creme “a/t” (Total Stasis)
Beatrice Dillon Rupert Clevaux “Two Changes” (Paralaxe Editions)
Cate Le Bon “Crab Day” (Drag City)
Lust For Youth “TOKYO” (BIG LOVE)
Buttechno “7” (Collapsing Market)
Rendez-Vous “Distance” (Avant!)
John T.Gast “Invocations II” (self release)
Copeland & Gast “Sisters Of Control” (All Bone)
Elon “Concupiscence” (Mind Records)
Jessy Lanza “Oh No” (Hyperdub)
Machine Woman “Genau House” (Where To Now?)


いただきもの

CD
V.A. “Very Gois #1” (Niceshop Su)

カセットテープ
Mixtape “Twin Peaks 2017 Cast Mix Tape”
Mixtape “Unknown Tapes”
Mixtape “mXm Whatever”
Mixtape “Bonobo Hitz selected by SEI” (Masterd Hissnoise)

2016年6月21日火曜日

John T. Gast “INNA BABALON” (5 Gate Temple)


治ったような治りきらないようなかんじが。
ずっとつづいていて、加齢、ってあらためておもいながら、おととい、きのう、きょうと帰宅してからはBLさんで買った帽子をどうかぶればよいのかと毎日30枚は自撮り。20年くらい帽子ってかぶったことなかったんで、正解がいまだみつからないです。帽子、長髪、メガネ、ってやっぱりダメな気が。。


きょうの届きもの。

John T. Gast “INNA BABALON”
じぶんのレーベル5 Gate Templeからです。
きょねん、
2月? 3月頃? に予約がはじまって、5月にでる予定で、ようやっと届きました。
ケースはかちゃんとしめるやつじゃあなくって、ぱちんとしめるやつ。

Inga Copelandとの共作でもはや有名人です。ケビン・コスナーのはこれまで買ったCD-Rのなかで最低な装丁で最高です。

今作。
A面。
全部の音がこもった深海の暗闇シンセドローンのなか、ゆらぐサックスの鳴り響きとアンビエントなはじまりとおもいきや、亡霊とと戯れるような声のサンプリングで終わってゆきはじめっから不穏で笑ってしまいます。
2曲目、細やかなブラスな音の反復と小気味よいドラムっぽいビートに飛び交うシンセと、裏で加速するビートに、ブラスとドラムな音がいきなり呼応したりとヘンな高揚感が、とおもったらがびがび会話サンプリングに突入。
3曲目のBabl Callinは、乾いた立体的な打撃と、噴出するノイズ、重いビートが断続的に、そしてそこにかぶさる神々しいシンセとまたがびがびな会話と、これも長尺でなんなのかわからないセカイが。

B面
2曲目が、どろっどろに溶けたなんのどうぶつだったかわかんないものがごそごそうごめきながらぴゅうぴゅうないてるかんじのところに不穏なシンセの明滅で、そこにブラスの音色でドローンかさなってるし、なんやこれとおもってたら、唐突に激しいドラミングが挟み込まれて、そんなふざけた状態で透明なシンセドローンのなかへ突入。
そして3曲目はいきなりホラーなシンセドローン、4曲目はゆったりとしたビートのなかをアンビエントなシンセの音のつらなりで、このあたりのまっすぐいまかっこいいかんじができるのもすごいな(裏でなにかしらがきゅきゅきゅきゅいってるけれども)。
ボーナストラック扱いな最後の曲が、不穏にズレるパーカッションとギターの爪弾きっていう最後の最後まで、つかめないかんじ。

ド変態なんだけれど、WTN? あたりからでてもよいスマートなかんじもあるし、やっぱりかっこいいです。きょねんのPlanet Muのん、レコードで買い逃してしまったんで、なんとかしたいな。。


2016年6月18日土曜日

連載を持ちながら。
いうのもなんなんですが、カセット、っていうくくりだけで、あたらしいところ、おもしろいところの流れをつかむのって、本気できびしくなってきたなとおもいます。
ずっとずっとカセットが好きで、っていうわけでもなく、たまたまそのときおもしろいっておもう音がカセットでたくさんでていて、その界隈を追ってると自然と流れをつかめたかんじだったん。
で、そういう流れが全体にあって、どんどん盛り上がって、なんどかかいたけれどピークはけっこう2年前終わりくらいかなとおもいます。カセットがおもしろくなくなったっていうわけでもなく、ほんとに浸透したというか、ふつうになって。ふくらみすぎて手に負えないかんじ。なので、すこしまえにかいたけれど、ずっと好きなところか、まったくよくわかんないけれど気になったのを買うっていう極端なかんじになってきてます。
日本のもっと一般的なかんじでいえば、春頃までにちょこっとだけブームがきて(なつかしいかんじのものとして)もはや静まったかんじがありますよね。広く浸透はしないよね、さすがに。めんどうではあるだろうから。わたしはもうカセットがいっとう楽だけれど。一回再生してききっぱなしで、最後になったらがちゃって勝手にとまってくれる。1日に数本はきくから、そのリズムがちょうどよい。
そうかんがえると、きょねんのうちにアイデア、MASSAGE、Borderと現行のカセットのことをかかせていただいてわたしのなかで、すごくよいタイミングだったなとおもいます。ありがとうございます。
きょねんの終わりにいろいろと悩んだのは、CD-Rを効果的にだしてくるところがちょこちょこ目に耳にはいってきて、でも、日本だとその流れには絶対に乗れない、1周してないっていうこまった事態。でもそっからあらたにCD-Rな波はないし、いまはレコードと、またちゃんとまえくらいにインターネットでいろいろときこうかなっていう気がしたり。あまりにカセットがってなりすぎたわたしが気にしすぎなのやもしれないけれども。
だからっていまさらカセットを追わなくなるわけでもないし、きのう病床でもちょこちょこ注文してるしっていうね。きっとカセットは追うんだろうとおもうけれども、それだけだとわたしがダメだとおもうので、なんとかバランス、着地点を、とかいいながらいまもカセットをBuy Nowしようとする直前で。
わたしの棺はカセットテープのケースみたいなかたちでつくってください、ね。蓋をしめたとき、あのふたつの出っ張りが突き刺さって、痛いわ! と生き返るやもです、が。

起きたら。
38度ちょうどで、薬飲んだらすこし下がるだろうしきょうはゆける、というかひとりな日なんでゆくしかないんで店にいったら、おもいのほかへろへろでした。店閉めたらすぐ帰ろうとおもうも、結局いろいろやってしまい、でたのは2時っていう。あしたが休みでよかった。
ことしはちょこちょこ崩れます、ね。まえから深夜にどこかへ、というのはニガテだったけれど、最近はそうもいってられずいろいろいってたら、一気にからだにきたかんじ。

最近は。
BLさん、ほんと若ものがおおいですよ、ね。まえにもかいたけれど、いれかわる時期なのかと。
わたしはいれかわらずにそこにいるっていうのもふしぎなかんじですが、恋人が、とかで遊びにゆかなくなるようなきっかけがないんでまだまだいます。いさせてください。
その若ものたちとなんのはなしをしてるのかというと、わたしの恋愛のはなしをしています。SM志村くんの住んでる街、だけでなく田舎のある北関東の街にもちょうどはなしがあったりして。
音楽のはなしもするんですけど、こちらは作ってる側ではないので作ってる彼らになかなかよいはなしはできないし、できるのはこういうの好きならこういうのもあるよ、ってことくらいかしら。むしろ彼らがいまなにがかっこいいとおもってるかききたい側です。こちらはいろいろ買ってきいてそこから流れをかんじてっていうのはなんとなくできるけれども、そういうのをおおよそ自然とできてるだろうから、こちらがどうこう調べてとかよりも発見があるとおもう。

先日の。
サクマさんのおもうところみたいなのん、熱かったです。東京の若い子たちでいま集まってる子たちって、BLさんにきてるっていうのもあるけれど、そこにこない子とのつながりはやっぱりサクマさんがっていう印象があるので。そして若ものたちも、どんどん曲をつくっていってほしいなと。よいのんができればそれにこしたことはないけれども、その地点地点でよいんだとおもうのね。納得いかないところをまたつぎで更新で。German Armyほどつくらなくってもよいけれども。そういうのん、追うほうもたのしいので。きく側、かく側なこちらは、ほんとたのしみ。

そして。
7月1日に。
始動する予定のSim Magazineで、彼が表舞台に帰ってくるのがものすごくたのしみで。HHWのときは実際そこまで絡めてなかったというか、むしろその後のほうがっていうかんじだった。こんどははじめから彼の、そのまわりの方たちのを追えるたのしみ。なんやかやつまんないこといってくるのは外野でしかないし、やっかみでしかないので、気にせずにつっぱしってほしいです。彼のあついことばが好き。彼がいるから、こちらもまだまだかきつづけたいな、っておもう。
そういや、ポルトガルから届かないんですが、みなさんはもう届きました?

ほんと未来がたのしみでしかないです。おおそよ1週間くらいな未来はまだへろへろな予感がしますが。健康が欲しい。

2016年6月17日金曜日

V.A. “MATERIAL ELÉCTRICO VVAA” (B.F.E. Records)


きのう。
店いったあたりからひざがかなりがくがくしてて、そういえばArcaの日から一切つかれがとれない、足腰死んだ、とおもいながらBLさんいって、調子悪いから半分でとこんなときでもビールは飲むんですが、途中本気で調子が悪くなってきて、早めに帰宅、その道筋も記憶がないまますぐにぱたり、熱をはかったら39度。39度とか40度あたりになると幻覚がみえませんか? 今回は本で部屋が埋め尽くされてて、それをすこしずつ処理してゆきようやっと片付いたなとおもったら朝で熱が38度にさがってるっていう。病院へゆき、薬飲んだんで、店へゆきましたが、さすがに無理でした。
きょういちにち、かなり眠ったんで、まだ眠れそうにないんで、すこしだけ。

V.A. “MATERIAL ELÉCTRICO VVAA”
B.F.E. Recordsからのコンピレーション。
なまえの並びがうれしすぎる。
A面。
Nostilevoからでてて男? 女? 問題が浮上したAriiskはがびがびサイバー声と不穏なシンセと跳ね回るビートではじめっから最高です。
出しすぎGerman Armyはけっこうおさえめ、ゆらめく蜃気楼ななかで死にそうなおっさん声もいっしょにゆらめいてます。
IXTABがはいってるのがよい。Seagrave主宰なBlood RoomとOvis Aurumね。おかしなテクノやってるこのひとたちがこの黒めなここにはいってるのんよい。意識してるのかがびがび変調声から、軽快だけれどさびついたビート、そこにぴぴぴぴ高音なチープな音をかさねてくるあたりがやっぱりヘンでいい。
Profligateがアナログ質感全開な黒く立体的なビートに、エロティックなささやきヴォーカル、うすく重なるひずむギターのようなサンプリングだったりと、めちゃくちゃにかっこいい。
Wilted Woman。birdFriendからもだしてたベルリンのショート女子。こまでのんきいたらかなり自由なんだけれど、これも徐々に重なるがびがびなビートに液状シンセ、そして中盤からビートが変化して、最後は単音ぽこぽこいってて自由。
UKのなかではここ数年ずっとかっこいいしきのうもここのん買ったNight School主宰なApostille、リリースする音はかっこいいけど、じぶんはヘンなことをしてしまうかんじで好き。のしのし重めなビートから、実をいうとこのひとの声はすべて台無しにするとおもってるんだけれど、声の重なり、そして中盤からいきなりなレイヴ感。春ころきいたのが声のためちょっと...となってたけれど、来ん秋はすごく好き。

B面。
CraowはAsceticやNostilevoからだしてるし、BLさんにも一時期レコードが、とかおもいながら。More Recordsからもだしてたのね。ノイズがかったはじまりとそのまわりを不穏な高音が飛び交ってるEBM。歌もかっこいい。
Haraam、デンマークですね、でもちゃんときくのんはじめて。Rottenlavaお気に入りだったやつ。立体的だけどノイズがかった低音に、オリエンタルな高音がふりそそいで、低音が曲のはじまりよりも中盤でビート感があったりでふしぎでよい。
NEUGEBORENE NACHTMUSIKはオランダの。これではじめて知りました。ミニマルなシンセと声のサンプリングにノイズドローンにとなんかめちゃくちゃよさげでぜんぜんはずれてるようなよくわかんないかんじ。
Siobham、となぜかクレジットがハム化してますが。ハム化してもいつもどおりなSiobhanです。でも最近作のなかではいっとうがびがびローファイなかんじが。
THE DEPT. OF HARMONIC INTEGRITYはTimbal Tapesからだしてた。ポートランドの?  この並びだと、いっとうまっすぐシンセな。ミニマルな低音と宇宙シンセのゆったりとした暗黒宇宙旅行。

こういう黒い雰囲気はいまスペインのレーベルがよいですよね。Dead Moon Records、いってみたい。
このあたり、いまな雰囲気のところとまじってゆくところ、まじってゆかないところとあって、きいてるおってる側としてはけっこう節目な気もするなとかおもいながら、個人的な趣味的なところでこういう音はやっぱり好きだし、このコンピレーションは最近はすっかりなんかセットなイメイジのSiobhanとG軍に、UK方面もはいってるしかなりうれしい人選だし、買ってもよいんではないでしょうかといまリンクをとみたら売り切れですが。レーベルサンプラーもつけてくれてましたん。

2016年6月15日水曜日

4minute解散


4minute解散......。
かなしくないですか? ほんとまえほどK方面は追わなくなったけれども、Heart to Heartとヒョナソロあたりからはずっとちゃんと追ってたし、きょねんのCrazy、ことしのHateとそこまでやるかというかんじで、いっとう好きなグループのひとつだったんですけど。
契約がね。2009年あたりからなグループがちょうど満了時期で、2NE1もミンジ抜けるし、miss Aもいつのまにやらジア抜けてたよね。4minuteは誰か抜けるどころではなく解散っていう。2009年といえばT-araとかAfterschoolとか活動してない組も、もはや好きではないRainbowとかSecretもいるけれど、このあたりはK方面をききはじめたころにこれもよいあれもよいとはじからはじまできいてたので、おもいいれがあります。2012年あたりでバブル期がきておいきれなくなりましたが。デビューといったままデビューしないままきえた子たちとか、1曲だけできえたりとか。


4minuteはガユンが途中あたりからめちゃくちゃにかわゆくなって、というか痩せて、Whatcha Doin TodayのMVのがいっとう好きでけっこうみかえすんですが。Crazyなときは前髪がFKA Twigsしてたし。メインヴォーカルなんで、ソロでとかやってゆくんだろうけれど。
WarszawaでなDJ毎週なときはVolume Upなころで、100%Silkなレコードといっしょに毎週流してたくらいサックスとハウス感。そして男グループではけっこういまはふつうなかんじなえぐい目なのを男グループよりもまっすぐやってて。
さびしい。f(x)もビクトリアは中国でスターなんで、契約満了とかなったら抜けるのかしらとか、ながくなってくるとひやひやします、ね。





ついでに最近のK方面。
Exoの2曲はやっぱりかっこいいし、男だとMonsta Xも中盤からころっとかわってな疾走感とかよい。
あと、SMは毎週だれかしら曲だしてるし、つきぬけはしないけれどもぜんぶしっかりいまなポップでよいっていう。




女子のほうはけっこうしっかりうたうアイドルっぽい雰囲気に戻るところがおおいなか、EXIDはじぶんたちのやることやっててよい。ハニの見た目が完璧。ヘリンはショートにしてよくなったし、ジョンファはいまのメンバーなるまえのデビュー曲ではいちおうメインダンサー扱い? だったけど、それ以来はじめて機能してるかんじ。



ひさびさにカセットをきかずにK方面ばかりきく夜。あしたあたりひさびさ新大久保ゆこうかしら。

2016年6月14日火曜日

Blood Club “CHRYSALIS” (self release) , “UNATTACK” (Mina's World Tapes))

きょうの届きもの!

Blood Club “CHRYSALIS” と“UNATTACK”
ボストンのLiana Helene。きょねん末のFalusでTATEWAKIが紹介してて、気になったまま。先月届いたCcがすごく気に入っていて、そのつながりでいろいろみてたらでてきて、ちょうどあたらしいのんだしたとこで、きょねんのんもいっしょに。
なんか最近、どこもけっこう届くの遅い、どころか送ってきやしないところがおおいんだけれど、1週間で届けてくれて、それだけでもう好き。しかもメッセージ入り。こういうのんがあるから本人直でカセット買うのんたのしい。

“CHRYSALIS” 
こちらがでたところのん。セルフリリース。
A面。
粗っぽい音質なリズムにリヴァーヴたっぷりな声が南国感なはじまり、そして音割れまくったシンセとそのうしろでうごめくギターな音、さらにギター? なノイズが小刻みに切り刻んできて、そこにリヴァーヴかかりまくってそのノイズとかちゃかぽこいってるビートとは別セカイで叫んでるような声がよい。
ゆるいシンセというかおもちゃくらいな機材なんではな電子音に、ノイズと声の呼応。そのままな雰囲気のちゃかぽこいってるリズムに声が重なって、最後に謎な早急テクノのサンプリング。
ぽかんとなってると、リヴァーヴ声がちからづよく響き渡って、そこに重いビートのループ、声はさらにもやがかりながら広がって、最後はガムランっぽい音でっていう、南国締め。
A面の曲すべてが終わって空白。空白部分もがちゃんととまるまで流すんだけれど、あれ? 曲はじまっちゃった。しかもこれ本人のではないよね? 流れるようなギターとドラム、ささやき声ヴォーカル(男声)、謎。もしかしてなんかに上書きしてきた?

B面。
に、かえしてみたら、A面の終わりのひとの音楽からはじまってて、これはいったい。知らないひとたちの2曲目が終わったあと、きゅるきゅるいって音の質が変わったとおもったら、blood clubのB面がはじまりました。その地点で裏返してみると、blood clubのA面がちょうど終わったところで、まぁ、そういうことです。
うっすらドラムマシーンにきゅるきゅるギターのうずまき、そこに弱いうめき声からリヴァーヴききすぎなうた。
弦の弾き方が強すぎるギターかなにかの単音のつらなりに、はねながら右往左往する電子音、ふらふらとふらついたところにトツゼンに重い打撃のようなギター。そこから早急なこもりきった打撃にギター、うっすらな電子音の幕のむこうにつぶれたヴォーカルっていう、常に声は広がり、音はつぶれてな。

全編、音の質もやってることもかなりローファイ。OdwallaとかJ.R.H.N.B.Rみたいないまの地下女子感がありながら、全体の声のリヴァーヴ感はおもいっきりサイケデリックだし、そのうたの音のつらなりがところどころとてもよいところがあって。そしてビートになりきらないリズムと、音割れなのか意図的なのかなノイズの噴出とかなり自由な。


想像以上のよくわかんなさでよいなとおもいながら、つづけてきょねんリリースな “UNATTACK” を。Mina's World Tapesから。
A面が “Rose” B面が “Thorn” ってタイトルつけられててその2作品をあわせたかんじ? カセットにもマジックでそれぞれの面にそのタイトルがかかれてて。
新作よりも、こちらのほうがビート感つよめでかっこいいかしら。
Rose面、リヴァーヴたっぷりに重なり渦巻く声と噴出するノイズとサンプリングとひずんだギターに簡素すぎるビート。2曲目も簡素すぎてすっかすかな組み立てのビートに乗っかる声とサンプリング。3曲目ではないきなりのしのししたビートでテクノ感でてきて、そこに金属ノイズとやりたい放題です。メロディがいっしゅんときめきトゥナイトのエンディングにきこえる。4曲目も高音のみが打ちつけられる簡素なビートに、妙に壮大な広がりのシンセ、リヴァーヴたっぷりな声にと、彼女なりのテクノやっててよいな。
B面Thorn面はよりすっかすかな金属っぽ高音なビートとすっかすかな録音の声とギターと、家感がものすごい。


おおよそ、あのFalusなときにとりあげられてたなかでいっとう地下な存在だろうなとおもいながら、声の質と、そのやりたい放題感とか、2作品きいただけでもけっこう方向がちがいながらも、歌のところどころの輝きに、彼女のなかでのなにかな更新がみられたりとか、これからも追いたくなるかんじ。TATEWAKIも冊子で初期なU.S.GirlsやらZola Jesusのなまえをあげてたけれども、5年後くらいにもしかしたらってかんじもあって。いや、あるのか? でもきゅんときます。

2016年6月13日月曜日

Borderの。
3号がかなり売れてます、ね。あらたにディスクユニオンからも注文がはいったそうです。
なぜか創刊号までもはいってしまう。いまさらながら、けっこうはずかしいです。いまはこんなきれいなんで。
定期更新、棚。
カセットの左端上はことしときょねんのんなんですが、ぱんぱんになってあふれてるので、レーベルごとのほうへすこしずつ移動してます。でも、けっこうかたよりがでてきて、また並べなおさないと、な。


インターネットなうえで素性があきらかでないものや、自撮りのないInstagramなどは一切信用できないし、存在すらしないため、きょうもわたしは自撮りをします。

あの犬がべろんってやってるやつでいろいろと。
使い方がむつかしい。

大阪Novo! で買ったティー・シャツは万能です。



ターチ。

なぜかHundebiss袖犬のん、顔面認識されます。スジのをスクショしてるのがバレます。


きのうBLさんで買ったTeenage Teardropsのん。

実家にあった日本人形。

ブスな女、という肩書きが定着しそうです。


毎日かく。
といった翌日からさっそくかかないっていう。約束はやぶられることがあるために存在することばなので。ただ、家に帰られなかっただけですが。


きのうはBLさんでのGloomyなAyaちゃん生誕祭でした。
生誕祭なのにじぶんでDJっていう、そういうところもよいです。
そして若ものたちがちゃんと集まってて。そういうのん、よいなとおもいます。
DJが終わったときにケーキがでてきて、クラッカーが鳴り響き、っていうその様子を、若ものたちのうしろのほうから、仲さん、マツダさん、わたしが写真を撮っているかんじが、娘の運動会かなにかしらな発表会へきた父親感。そう、わたしもすっかりそちらサイドです。まぁ、そうだよね、春からほんと世代交代感がすごい。わたしが通いはじめたころの常連さんって、なかなか会わない方もけっこうでてきて、おおよそ30歳になるころな節目みたいなのがあって。しごとが忙しくなったり、結婚したりなどなど。わたしが通いつづけてるのって、そういう節目がなかったっていうのもあるんだけれど、そここえるひとは、通い続けて買い続けるんだろうなとかおもいます。さびしくもあったり、あたらしい雰囲気にどきどきしたり。だからお店へ通うのはたのしい。
裏では一日前だったRottenlavaの誕生会も勝手に催してました。本人はしごとで不在なんで、気持ちだけ。
ふたりとも、よい年でしかないので、これからもどんどんやりたいように突き進んでほしいな、とかおもいながら、こういうことばがでてくる時点で、すっかり父親世代だよね、もう。そういうこといってると、ほんとうに老けこむので、若いこたちにまぎれて、わぁきゃあいってたいです、まだ。
マツダさんに撮っていただきました。宅八郎感がでてきました、っていっても若ものたちには通じないくらい。

BLさんなあと。
けっこう迷ったんですが、ArcaちゃんをみにWombへ。
場所がこわいなとかおもいながら、2年まえのLiquid Roomなときがたのしすぎたおもいでがあるし、前日の大阪の模様をV8さんの写真でみて、これはヤバいといくことに。
でもね。やっぱりこわかった。ちょこちょこクラブとかいってるようで、クラブってかんじのクラブはほとんどゆかないので、いるひとの雰囲気にびびるし、ものすごいひとの数。入るのにもけっこうかかったし、はいってからもどこいってもぱんぱん。透明のんで仕切られたいっとう下の階の喫煙所にずっといたんだけれど、そこもだんだんいっぱいになってきたし、お酒でごまかそうとおもうも並びまくってて買えないし、音のないところでスーツきて汗びっしょびしょになりながらひとりブレイクダンスしてるおっちゃんがよってきて、そんなおかしなひと存在するわけないのにめっちゃはっきりみえてきて、いよいよヤバイとおもい、しんどくなってでました。25時すぎ。Arcaちゃんも神田くんも一切みないまま。
どうしよう、とおもいながら、とりあえず家方面へ歩くことに。途中Forestlimitですこし休憩。落ちつく。。
ちょうどMari Sakuraiちゃん、DJでした。
パンを切り分け食したり、手製の装飾品が売られていたり、マッサージしてくれるひとがいたりな女子なかんじの空間でも、Low Jackとか狂ったテクノやミニマルなんで攻めてて、めちゃくちゃかっこよかったです。


つぎにMari Sakuraiちゃんをみられるのは7月6日なRiddim Noirなんだけれど、LSTNGTもライブ! GloomyもLSTNGTのでうたってたし、なんやかやつながります。

で、中野発の始発へ向かってまた歩いてと、結局渋谷から中野まで徒歩。帰ってすこし眠って労働なんで、きょうはたちながら意識がなんどか飛びました、よ。

2016年6月11日土曜日

Silvia Kastel “The Gap” (Noisekölln Tapes)


かけるところから。
かいてかないと、かきたいこともうたまりまくってます。決めました、これから1週間は確実に毎日1本についてかきます。それでも間にあわないけれど。


Silvia Kastel “The Gap”
3日前に届きました。ドイツのNoisekölln Tapesから。イタリアControl UnitのSilvia Kastelソロです。
元をたどればソロから知りました。毎回パッケージは凝ってはいるんだけどその意図が一切くみとれないNo Basement is Deep Enoughの姉妹レーベルMale Bondingからな合皮の袋に謎のあみあみのん。

Control UnitとしてはClan Destineからもレコードだしてたり、カセットだとFort Evil Fruitからと、イタリアだけれどもそんなつながりで。2014年のBackwardsでそれまでのよくわかんないシンセとノイズな音からギターがひずんでガレージっぽさもはいってきたりで化けまして、Fort Evil FruitからのカセットのBurnは名曲。二人組なんだけれど、片割れのNinni Morgiaがヘンにギターを弾くか、ひずませるかにかかってる感。Silviaちゃんはひとりでもふたりでもシンセは暴走、マイクももはやくわえてしまってたり。



そしてひさびさ、いや、調べたらだしてたっぽいけれど、Silviaちゃんソロ。合皮あみあみのんはPlonskyトリビュートっていうのでノイズな質感強かったけれど、今作は。
まず、Jカードがとてもよいようでいて、よくみると着ぶくれ感があるし、角度が悪いよね。ほんとはめっちゃかわゆいんですが。若干毒のあるかわいさの子ぉがまともなかっこうをするとなんかヘン。そして青空が似合わない。

そして、音はというと、こもった声のループなうえに反響する低音、そこにまた粗っぽいマイクでひろわれたポエトリー・リーディングのようなのがのっかって、それにききいってると高音のシンセが耳とおりこして直接脳をおそってくるかんじ。かなりこわい。
A面2曲目 “The Gap” も地獄の底からきこえてくるようなうめき声とささやき声のあいまな声に、ゆったりと間のあるけれど粗っぽい打撃、黒く広がってゆくシンセの波に、変化しながら広がってゆく声とシンセ。そして唐突なシンセの高音が暴れ回って。
“S Dream” ではしぼりだされるノイズと、噴出する圧のあるシンセ、無差別な方向へ飛び散る高音なシンセが、ゆったりとしたリズムをつくっていて、その照射されたシンセが壁を削り取ってゆくようなノイズも加わり、サイレンまで鳴り出して、危険なかんじ。
“Taped To Heart” の乖離した低音と高音の信号音のやりとりや、“Suspended And Blue” の警報音、“Drawing Lines” でまた地を這ううめき声とシンセの呼応、そして “Baller” では立体感のある浮遊した亡霊がとびまわってるかのような、もうこれなにで鳴らしてるんかわかんないかんじの溶けた音。

Félicia Atkinsonが暗黒真っ最中だったころのこわさや、Pod Blotzのような黒さもあって。めっちゃかわゆいけれども、このままよくわかんないまま、地下をすすみつづけるんだろうなとおもってうれしくなります。



ことしのライブな動画がたまらなくよい。なぜか金髪ヅラかぶってるときもあったり。おかしな音やりながらも、しっかり見た目もやってくるあたり、最高です。



Borderでも女子のことかいたり、Silviaちゃん最高とか語ってたりするんで、さぞかし欧米な女子が好きなんだろうな、とかおもわれるんだけれど、いまいっとうかわゆいのは81年の浅野温子。あとは2016年の、る鹿。と東アジアの子がやっぱり好きです。

2016年6月10日金曜日

MASSAGEでのDirt On Tape #5



MASSAGEでの。
Dirt On Tape第5回が公開されました。
anccoさんの題字が梅雨っぽくってよいです。



カセット、カセット、って日本でもなっていたのもやっぱりただの流行で、すこししずかになってきたのかしら、とかおもうんですが、どうなんでしょう。いや、それはね、現行のんをみんな追わないからです、紹介しないからです。あたらしい価値観としてカセットできく、カセットのあたたかみのある音が、みたいなんだと、だめなんだとおもう。やっぱり、カセットででる音楽がいまあたらしくってたのしい音楽、っていうのが前提ですすめてゆかないと、ただのなつかしいものっていうので、すぐあきられちゃうのにな、とおもうんですが。
文化系女子のための現行カセット入門という意識でかいてるんですが、入門したひとははたしているんでしょうか。よくよくかんがえると、MASSAGEを読むようなひとなら、もうすでにカセット買ってるだろう、っていうことにいまさら気づきました。すすめかた、まちがってた、ぎゃん!


今回は、現行のカセット入門、っていうかんじでつづけるならかいておかねばなしー辰のことをようやっと。H.Takahashi、スーさんにはいんないのかしら。。
あとは5月のベストを6本。これがあるので、毎月ベストをかんがえる機会をえられてて、わたしのなかでとてもよいです。
もうそろそろ、入門、なかんじはよいかしら? というか入門っていうかんじでかいてるのに飽きてきてしまったので、来月あたりからはもうすこしヘンなところをかきたいな、とかおもいながら。

兄貴と嫁のこと


ようやっと。
休んだためにたまっていた本業のしごともおちついて、Borderも無事発売、MASSAGEの連載のんかきあげて、日常ってかんじ。

なので、大阪のことをすこし。
あんまりかきすぎても、あの場にいた感ってだいじだとおもうので、ぼんやりかきます。
いつのまにやら東京の地下の顔となったK/A/T/O MASSACREの加藤さん、大阪のHOPKENへ出張店舗を1週間で、ちょうど実家への用事で帰ったわたしはゆきました、3日金曜深夜、地下一階(場所のなまえです)でのK/A/T/O MASSACRE大阪編 “兄貴と嫁”

はいったなら。
ナイスショップスーさんの時間で、スーさんつながりな方々が出演されてたんだけれど、もう。
CASIOトルコ温泉のひとりのソロがちょうどだったんですが、大阪の番組でしかないだろうおっさんがじぶんの乳首を触っている映像のまえでDJなんだけれど、単調なビートをつなげるフリして音量をめっちゃしぼって音の空白、それをくりかえすっていう、もう本気なのがギャグなのか。わたし、音楽にユーモアがあってもよいけれど笑いを持ってこられると冷めるんだけれど、これは笑いなのか、恐怖なのか、っていうかんじ。なんやかや、ここがいっとうヤバかったです。
そのつぎのアンビエントな音が流されるまえで加藤さんに絡むMCのんとか、大阪こわいっておもいました。


それから、Oddeyeのひとのギターのんで、めちゃくちゃにあたたかい音なんだけれど、この雰囲気にこれもってくるってすごいな。

つぎ、Whatman、ときどきTwitterで発言が流れてきててこわいひとっていうイメイジだったけれど、DJかっこよかったです。d'Eon好きなひとに悪いひといない。いや、知らんけど。

つぎ、Zodiakさん。Blackest Ever Blackの日本会員な方で、K方面も好きでいらっしゃったりと、それだけで最高なんですが、きょねんの終わりのFalusなときに、カセットテープをいただいて。DJはBEBな、とおもいきや、すべて7インチで、ダブなのをっていう。ダブなのってSKRSとかDuppy Gunあたりしかきかないんだけれど、かっこよかった。7インチばかりっていうこだわりもよく。

東京組、DJSoybeans。Forestlimitやリキッドルーム周辺だとおもうおなじみですが。DJ、めちゃくちゃによくって。はじまってちょっと、抜け落ちたようなトランスのんがつづいて、最高です。機材トラブルもなんなく乗り切り。

全滅クルー。
最高でした。きゅんきゅんでした。送受さんはK/A/T/O MASACCREにきてはったときにすこしおはなしして。はじめ女子がヘンでかっこいい音楽かけてるだけですばらしい、ところからな送受さん、そして東京でいうと高円寺にしかいなさそうな方。ほかふたりのときの送受さんの動きがかわゆい。かかってる音楽もいまのかっこいい若い子な音楽っていうかんじで、きゅんきゅんきました。いっとうな盛り上がりな気がします、ここ。

CASIOトルコ温泉。
みるまでは、なんかちがう女子と勘違いしてたんですが。
シンセな音はめっちゃ好きなんだけれど、歌のかんじはまぁ、すきではないかんじ。でも、歌詞忘れる、なぜかモッシュが起こる、テーブルが倒され酒や吸い殻が床に飛び散る、テーブルが天井近くまで振り上げられる、加藤さんがステージにあがってうたう、など、ひどい状況、大阪こわい。



S-Leeさん。
東京組です。Riddim Noirの。はじめの恍惚感から、黒い曲たち、最高です。ここでも、男たちが衣服を脱ぎ暴れと、なんなんだ、大阪。

で、4時から自炊さん。
えげつないミニマルなビートにノイズにさらにビートを乗っけてきてと、めちゃくちゃにかっこいいんですが、それまではちゃめちゃなかんじがつづいてたんで、フロアのほぼ全員が倒れる、眠るなどしていました。4時20分から5分ほどのあいだ、フロアでたってるものが自炊さんとほかひとりしかいない状況だったり。いや、ひとはたくさんいるんです。
pooteeさんのところに写真があがっていたんだけれど、こういう状況。


H.TAKAHASHIさんがでるスーさんのイヴェントのフライヤーとか、ZodiakさんデザインButtechnoのんとか、激モテFalusステッカーの新色のとかいただいたり。
zicoさん、スーさんのふたりにもお会いできたし、そう、FalusのV8さんとらるぷりさんにお会いできたの、めちゃくちゃにうれしい。いつもどおり、帰り道ぐらいまでなんかぼんやり会話がはずまないニンゲンですいません。。次回のFalusはかならずゆきます。また遊びましょう! 大阪の地下の中心は誰がかんがえたって、あちらではなくこちらです。



ほんとうに、東京のひとと大阪のひとと入り乱れて、ここはどこやねんと、時空がゆがんでました。たのしかった。

2016年6月9日木曜日




5月に買った、いただいたカセットです。
ようやっとおちついたんで、きょう労働から帰ったら、ちゃんと更新を。

2016年6月6日月曜日

Border vol.3でました!

Borderの。
3号がついにでました!


こちらはいま好きなカセット女子のこと、Jesse Ruinsについてのことをかかせていただきました。
読んでたら、zineのところでわたしのんをとりあげてくれてはってめちゃくちゃうれしかったり、あと最後のん、びびりました。
今回は版型もすこしちいさくなって持ち歩いて読めます。じっくり読める文章な量、そして情報量ものすごいです。こんな内容が紙ででるって、すごいなとおもいます。ほんとちゃんといまなことばかり。きっとどの音楽雑誌よりもはやいし、濃ゆいし、Caliも載ってるし、本のおすすめなところもあるし。たくさんなひとに読んでほしいし、雑誌つくってる方も手にとってくやしがってほしい。そういうひとからみたら、記事によってフォントの大きさがけっこうばらばらとか、くんと君が同一記事で統一されてないとか、こまかいツッコミはいくらでもあるんだろうけれど、なので実際編集なひといたほうがよいとはおもうけれども、そういう細かいところじゃあなくって、これが紙ででたこと、すごいなとおもう。マツダさん、すごいです。
仲さんが本気で語ってる東京のいまのインディのシーンへのことば、厳しいけれどあたたかいことば、そしてきのうのリリースパーティーでのDJなときに若ものたちに向かってはなしながらな姿、かなり熱いです。
伊郷くん、絵だけでなく文章もめちゃくちゃによくってびびってる。
あと、マルくん、なかなか終わらないなとおもったら、こりゃあおわらないよねっていう記事の量。このレーベル紹介は貴重。

わたし、大阪へいったとき、スタンダードブックストアさんへゆきまして、あたらしい号がでました、もしよければすぐにでも! と営業。そしたらすぐさま注文いれてくださって、発送済。なんとFalusもちょこっと載ってたり、なんで関西のひともぜひスタンダードブックストアさんで。
そして東京な方はBLさんの店頭で。そう、お店に集まってるひとたちではじまってるんです。だから、お店へいって、そしてBorderにこめられた空気を実際にかんじてほしいです、よ。
そして4号の企画ももうすでに動き始めていたりとか。4号でるには3号がちゃんと売れないとなんで、みんな買って!

トツゼンに関西地方

かなり。
更新があいてしまいました。2日からきのうまで、関西地方へ帰省してまして、なぜそんな急にかといえば、おじいが亡くなりまして。そのお通夜やらお葬式やらで。
おじいのことをたくさんかきたいけれども、親兄弟にここやSNS関連すべてがバレてしまったいまとなっては怒られる予感しかしないため、かきませんけれど。
80歳で、さいごは肉やら肉やら肉とか、あと肉とか、ほかにも肉とか、あと肉も食べたっぽくて、食べたいものを食べられてよかったなとおもいます。
親戚があつまるああいった場で、いっとう仕切ったりとか、まわりに気を遣ってたりとかしながら、いっとう飲んでいたおじいがその場にいないっていうのが、さびしいなとか。
4月にあいにいったとき、ほんとうはもっとおはなししたいことがあったん。会社つがなくってごめんなさい、東京へいたままでごめんなさい、結婚しなくって(できなくって)ごめんなさい、とか。
でも、亡くなったあとなのに、指にほおに触れると、まだまだぷにゅぷにゅしてて、亡くなったかんじがなかったり、最後にすごしていた病院での写真がおだやかだったりで、あまりかなしくなりませんでした。
開封していないまま引き換え期限がすぎてしまってる宝くじがでてきたんで、いっしょに棺にいれて燃したら、99組何番っていう数字が骨に写っていて、すごいってなりました。
BLさんでのHelmなDJのときにお経流してたのんを撮った動画を長そうかとおもったけれど、宗派がちがった。
おつかれさまでした。ありがとうね。
あと、花がすごかった。




式のあいまに、日本三大仏(といいはっている)兵庫大仏へ。そこから歩いておじいの家とそのまわりの商店街をふらふら。おじいといったスナックがあいていたので、入ろうとおもいすきまからのぞくと老人ばかりがカラオケしてて、そっと扉をしめました。


なんとなく、須磨海岸へ。
写真をたくさん。カリフォルニア州のサーファーにしかみえない。この写真をInstagramへあげたなら、恋人ができていっしょに海へいってその子に撮ってもらってる、っていううれしい誤解をしてくれはった方がいたんだけれど、ぜんぶタイマーで自撮りです。







このタイミングで亡くなって関西へゆくっていうのは、ちょうど1週間HOPKENでお店をだしてた加藤さんのNovo! そしてK/A/T/O MASSACRE関西編『兄貴と嫁』へゆけっていうおじいからの遺言のような気がしまして、いってきました。
ついた日に、なんも知らせずにトツゼンいってびびらせたり。これから葬式やらなんですが、革靴捨ててしまって持ってなくって、そういうときに履ける靴ないですか? と困らせたり。
東京の知ってるひと、大阪の知ってるひとや知らないひとが入り混じっていて、さらに知らない海の向こうのひとにHelmがBLさんでDJしてたときにきみいたよねとトツゼンはなしかけられたり、ここがどこなんかよくわかんない感覚。
兄貴と嫁、についてはまたかこうかしら。はじめっからおわりまで、ものすごかったです。愛のある暴力をうけつづけるかんじでした。TATEWAKiを得た東京はもう最強、とおもっていたんですが、大阪もやっぱりものすごいです。
大阪でおはなししてくれはったFalusのV8さんらるぷりさん、zicoさん、サトシさん、Zodiakさんにナイスショップスーさん、ありがとうございます! またゆっくり遊びに行きます、ね。激モテステッカーにかっこいいフライヤーにとありがとうございます。これいってなかったら、暗くなってたところでした。